抗癌剤での治療を後悔
抗癌剤の使用で、何も言えず、何も出来ず、無念の死
荒川悦子・60歳:朝日新聞(97-11-10)から引用
抗癌剤の投与後、様態が急変して死亡
★昨年12月、肺癌で66歳の夫を亡くしました。9月にレントゲンで10円玉ぐらいの影が見つかり、大学病院に紹介されました。
★検査の結果、肺腺癌の末期で手術不能とのこと。主治医から抗癌剤で治療すると説明され、長男と私で同意してしまいました。
★5日間、薬(抗癌剤)を注入し、数日後に40度の熱が出て、大腸、肝臓、骨髄と次々に機能が侵されていきました。ついに呼吸困難、意識障害を起こし、死亡しました。
処置をせず、結局は薬の実験台になったのか
★主治医が「荒川さんは元気だから、薬を多めに使っています」と言ったこと、呼吸困難で苦しんでいるから何とかして下さいと頼んでも、検査の結果を見てからと採血しかせず、薬は最新のものだと言っていたことなど、いろいろ考えると、体力があったために薬の実験台にされ、抗癌剤で殺されてしまったとしか考えられません。
抗癌剤や病院の選択の失敗による夫の死。胸がはりさけるおもいです
★その後、夫の肺癌には抗癌剤は効果がないと知りました。本人に相談しないで決めてしまった申し訳なさや、よく調べてから病院を選べばよかったという後悔で、いたたまれない思いです。
★抗癌剤を使わず在宅ケアをしていけば、趣味の竹工芸の作品を仕上げたり、長年の夢だった野の花の写真集を作ったりできたし、自分が死んだ後の始末も言っていけたと思います。何一つやれず、何も言えずに死ななければならなかった先の無念さを思うと、胸がはりさけそうです。